『Battlefield 2042』のゲームプレイのトレーラー、デザインディレクター:ダニエル・ベルリンとの質疑応答

2021.6.17

見逃したかもしれませんが、私たちは、『Battlefield』シリーズの象徴的な全面戦争の復活を示す、次世代の一人称視点シューター『Battlefield 2042』プレビューをご紹介する機会に恵まれました。

また、今週公開されたばかりの『Battlefield 2042』のゲームプレイトレーラーもご用意しています!公開トレーラーが誇大広告気味なのではと疑っているなら、世界中の広大な戦場でどんな大騒乱が待ち受けているのかその目でぜひとも確かてみてください: 

これ以上興奮できないと思っていたその矢先に、『Battlefield 2042』のデザインディレクターのダニエル・ベルリンと話す機会があり、これまでで最大の『Battlefield』になるかもしれないゲームについて、開発、デザイン、インスピレーションなどについて聞くことができました。もちろん、ロボット犬についてもです。
 

質問:まず初めに、ゲームプレイのトレーラーにはネタバレやイースターエッグといった、鋭い目を持つプレイヤーが気をつけて見るべきものは隠されていますか?

答え: 間違いなく何かがあります。コミュニティがそれを分析し、詳細を見つけてくれることを期待しています。まだ公開しようとしている段階なので、具体的には何も言いませんが、 まだ私たちが話していない要素が確かに公開トレーラーにはあります。コミュニティが全体像を捉えながら解剖してくれることを楽しみにしています。 

 

質問:新マップとプレイヤー128人での戦闘により、『Battlefield』はこれまでで最大規模のものになりそうです。このような大規模なコンテンツのモードに拡張する際、開発者はどんな課題に直面しましたか?

答え:おそらく最大の課題は、レベルデザインに適したフォーマットを見つけることでした。「じゃあ既存のバトルマップを使って、端をつなげて「拡大」しよう!」という単純なものでなく、実際にやってみたところでそんなにうまくはいきません。

そのため、このレベルデザインではまったく新しいアプローチを取る必要がありました。これは、過去に行ったことから着想を得たもので、私たちはこれを「クラスタリング」と呼んでいます。どういうことかというと、スタジアムのように、マップ上にアセットや道具が密集している明確なエリアを作成するのです。たとえば、スタジアム内に複数のキャプチャポイントがあり、スタジアムを所有したい場合は、複数のポイントで戦わなくてはなりません。

マップ全体には、私たちが重きを置く同様のゲームプレイエリアのクラスターがあり、それが適用したマップへのアプローチです。古いマップを見ると、過去にもこのコンセプトを採用したものがあります。たとえば、『Battlefield 4』のGolmud Railway、『Battlefield 1』のSinai Desertなどです。ただ、あなたが言うようにこのゲームは大規模なものです。巨大なマップが複数あり、128人での対戦が繰り広げられ、壮大な戦闘になります。これはまったく別物です。間違いなく次世代の『Battlefield』です。

質問:あなたの言う壮大な『Battlefield』らしい瞬間をもっと生み出すために、チームはそのクラスター設計を採用したのですか? 

答え:そうです。私たちが実際に目指しているのはサンドボックスです。サンドボックスシューターであることは、常にゲームのDNAの中核となっています。このような大規模なプレイ空間を実現するため、そのツールボックスのさまざまな部分をすべて利用することができました。そして現在では、最先端のテクノロジーを駆使して、現代的なものにもなっています。

それらすべてを巨大な1つの戦場に融合させたとき、私は『Battlefield』が何にでもなり得ると思います。たくさんの歩兵が戦場を移動し、戦車もあり、空にはジェット機が飛び、ヘリコプターもいる。これらの巨大なマップをこの新技術と組み合わせることで、すべてを統合し、まさに『Battlefield』らしいものを作成できるのです。 

Battlefield 2042 Little Bird Helicopter質問:その目的のためにこの新時代の『Battlefield』に向けてマルチプレイヤーに焦点を当てるという決定は、開発チームが今までやったことのないことに挑戦する機会となりますか?

答え:実際には、私たちの得意分野に集中できる機会になります。マルチプレイヤーは常に私たちのアイデンティティの中核的な部分を占めてきました。つまり、私たちは従来のシングルプレイヤーキャンペーンは導入していませんが、マルチプレイヤー体験を次のレベルに押し上げ、そのマルチプレイヤー体験を幅広いプレーヤーに提供する方法を見つけました。

トレーラーでご紹介したこれらの壮大な『Battlefield』らしいシーンは、もし1人でプレイしたい場合でも、AI対戦で体験できます。また、フレンドと一緒にAIを相手に対戦したり、あるいはチームにAIを加えて戦うことも可能です。以前からAIは導入していましたが、今回初めてその機能に積極的に取り組み、自分のペースでゲームに参加してプレイするという側面に注目しました。つまり、競い合うという環境には興味がなく、単にゲームをプレイしたい、でも進捗や武器のアンロックはしたい、というプレイヤーにも対応しています。『Battlefield 2042』では、AI対戦は独立したゲームモードではなく、マルチプレイヤーの体験としてプレイする方法にすぎません。

 

たとえシングルプレイヤーキャンペーンがなくても、ライブサービス全体で魅力的なストーリーが用意され、私たちが創造するスペシャリストを通じて世界が進化する中で、ストーリーが展開していくことは注目に値します。 Battlefield 2042 Tanks質問:プレイヤーは、スペック、クロスプレイ、チート対策などの技術的な質問をたくさん持っているようですが、そのほとんどは将来明らかになりますか?
答え:はい。チート対策の観点から言うと、私たちは嫌がらせや不正行為のないプレイセッションをプレイヤーに楽しんでもらうことを重要視しています。Positive Playと呼ばれるEA全体のプログラムがあり、私たちも『Battlefield 2042』で参加しますが、現時点では具体的な詳細には触れられません。後日、クロスプレイなどの詳細情報を提供する予定です。 

Battlefield 2042 Planes質問:このゲームでは2042年が舞台になり、公開されたトレーラーには、ロボット犬やLEDで照らされた巨大な高層ビルなどが登場します。デザインチームは、未来的でありながら現実感も感じられる設定をどのようにデザインしたのでしょうか?

答え:最初の話し合いでは、このゲームについてたくさんのコンセプトがありました。 現代的で最先端のテクノロジーを活用したいと思っていたので、時代と名前の点でこの設定はぴったりであり、すべてがしっくりきました。しかし、同時にスペシャリストが存在できる場所と興味深い背景のあるストーリーを用意したいとも考えていました。さらに、たとえば竜巻などを使用して、ダイナミックな世界の限界も押し広げようとしました。私たちは創造の壁となるものを取り除き、既成概念にとらわれずに物事を考えたかったのです。

 

世界観は私たちのゲームにとって重要なものであり、ゲームは世界的な紛争に重きを置いています。私たちはこれらの巨大な地図をどのように利用して、面白味を出せるのかを考えています。2042年の設定、そしてサンドボックスの遊び心も、私たちにとっては非常に重要なものなのです。 

 

そうは言っても、『Battlefield 2042』や『Battlefield』シリーズをプレイするときに得られる感覚は、世界がどのように認識されているかという点で、根本的なものであり、これは私たちが過去に常に行ってきたことです。そういう意味では、これは架空の世界ですが、説得力のある空間なのです。

質問:プレイヤーからの質問になりますが、『Battlefield 2042』では、ロボットの犬をペットにすることはできますか?

答え:(笑)それは現時点でお答えするには難しい内容です。様子を見る必要があります。どんなことができるのか様子を見ましょう。その質問に関しては、また後ほどお答えします。 

現時点では、『Battlefield 2042』の詳細が、来月のEA Play Liveで発表されることが決定しています。ぜひ7月22日にチェックしてください! 

それまでは、オンラインで『Battlefield』の最新ニュースを以下でチェックできます:

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