ヤギとなれ。 『Goat Simulator 3』が、Epic Games Store限定で配信開始
更新:昨年、『Goat Simulator 3』が放牧場からEpic Games Storeに脱走を図り、私たちはその大混乱の目撃者となりました。 イースターエッグが満載のサンドボックスでは、最大4人のプレイヤーがサン・アンゴラ市民に対するヤギの反乱でとんでもない大騒ぎを引き起こし、いたるところに蹄の跡を残しました。 私たちはまだ天井を掃除しているところです。
リリースに関するブログで多くの警告がなされましたが、そのひとつは『Goat Simulator 3』を購入すると無料で手に入る『フォートナイト』のコスチュームについてでした。 ピルゴールにインスパイアされたこのプレゼントは、2023年9月30日午後0時59分(日本時間)までの購入が対象というものです。 カレンダーをチェックするか、ノストラダムスの大予言を読めば、その日時まであと1週間しかないことがわかります。 何が言いたいかというと、まもなくコスチュームが手に入らなくなってしまうということです。
そこで特別に、Coffee Stain Northのクリエイティブディレクター、サンティアゴ・フェレロ氏とのインタビューを再掲します。 私たちが答えを要求したところ、彼から回答がありました。 存分にお楽しみください!
この世界に何をもたらしてしまったのですか?
史上最高にリアルなヤギのシミュレーションゲームです。
子どもの時、いや、大人になってからでさえも、ヤギになることを誰もが夢見たはずです。 そこで今回は、ピルゴールの毛並みを超リアルにし、ヤギとしての能力も正確にしました。プレイヤーは世界に完全に入り込むことができ、ヤギになった気分も高まっています。 さらに現実と同じように、最大4匹のヤギで群れを成して、ローカルおよびオンラインのマルチプレイを楽しめるようになりました!
先に言っておきます。どういたしまして。
誰かに止められることはありませんでしたか?
いいえ。しかし、二度とこのようなことが起こらないように、内部調査を実施しました。
『Goat Simulator 2』のことを教えてもらえませんか?絶対に誰にも言いませんから…。
実を言うと、『Goat Simulator 2』がどこにいってしまったのか、私たちにもわからないんです。 見つけたら必ずリリースします。
最も『Goat Simulator 3』らしい瞬間には、どのようなものがありますか?
信じてもらえないかもしれませんが、物語のようなものを追加しました。 イントロと本物のエンディングがあり、あらゆることに対して疑問が残る内容になっています。 少なくとも何かを疑問に思うでしょう。 例えば、『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』ではなく『Goat Simulator 3』なんかに時間を費やしてしまった理由とか。
また、サドルギアを使用すればフレンドをひとり、無理やり背中に乗せることもできます。 そして、もうひとりのフレンドがサドルであなたを乗せると、あなたとあなたの背中のフレンドが、3人目のフレンドの背中に乗ることになるのです。 もちろん、サドルを装着した4人目のフレンドが、みんなを乗せるなんてこともできます。 なんだか嫌な動物になってしまいました。 そうです。背の高いヤギ(キリン)になってしまうのです。
他のゲームや映画のネタが数えきれないほどありました。 『Goat Simulator 3』は、存在するあらゆるエンターテインメントの集合体であると言ってもいいのではないでしょうか?
この時のために弁護士を用意していました。
この作品で描かれている物語、すべての名前、登場人物、出来事は架空のものです。 実際のヤギや人物(生死を問わず)、場所、建物、製品を指す意図はなく、また、それらをほのめかすものでもありません。 この作品の制作において、動物に危害は加えられておりません。 コンテンツ内で表現された意見はすべてピルゴールだけのものであり、すべてのヤギの意見や信念を反映するものではありません。
しかし、集合体だなんてとてもクールな言葉ですね。そうです。『Goat Simulator 3』は集合体そのものです!
数々のアンロック、アビリティ、コスチューム、アクセサリーが用意されていますが、思いついた中で、最もばかげたビルドを教えてください。
金魚がヒールを履き、50年代の主婦に変装している一方で、迂回する人々に毛糸玉を投げつけるロッキングチェアに座ったおばあちゃんに乗られている、といったものでしょうか。
しかし、私個人が気に入っているのはもっとシンプルなものです。 背の高いヤギのキリンのような首は堂々としていますが、実用的ではないため、装備している発射装置の邪魔になり、ほとんど自分に当たってしまうのです。 ですから、ゴムのアヒルを発射するランチャーを装備した背の高いヤギ、というのが私の答えになります。
プレイヤーに苦労してでも見つけ出してほしいものはありますか?
そうすべきというわけではありませんが… でも、ヤギの塔の中にある、ヤギ社会の秘密結社のランクを上げると、ある瞬間にとある戦争テーブルをアンロックできます。 そして、その中には、普通の年老いたヤギが100万年かけても解読できないような、不思議と神秘の秘密が隠されているかもしれません。
あるいは、リラックスしてショートムービーをご覧になりたい方は、ゲーム内の映画館をご利用ください! その前に、映画のテープを探さないといけませんがね。
ゲームが発売された今、聞きたいことがあります。『Goat Simulator』はこの先どこに向かっていくのでしょうか?
質問は、『Goat Simulator』はこの先どこに向かわないか?であるべきだと思うんです。 そして、その答えはどこにもありません。 そうです。どこでもいいんです。 ある場所には行かないかもしれませんが、別の場所には間違いなく行きます。 どこになるかはわかりません。でも、ヤギと同じく、私たちは何でもかじりたくなってしまうんです。 チームにはたくさんのアイディアがあります。ありすぎると言ってもいいかもしれません。 良いものもあれば、素晴らしいものもあります。そして私たちが心から拒絶してしまうようなものもあって、それは必ず、できるだけ早く取り入れる必要があります。 しかし、肝心なのは、もし世間(とインターネット)がもっとヤギを必要とするのなら、私たちは… 何かを届けなくてはいけないということです。