
『Aerial_Knight's Never Yield』の素晴らしさはとどまるところを知らない

『Aerial_Knight's Never Yield』はそのタイトル(Never Yield = 決して譲らない)が示すように、速度を落とすことは決してありません。プレイヤーは、自分から奪われたアーティファクトを探す謎の少年Wallyとしてゲームをプレイします。どのステージもユニークな場所を舞台としています。プレイヤーはサイバーパンク風のデトロイトの屋根や渋滞したハイウェイ、工場、さらには学校といったエリアを訪れることになります。それも常に身をかがめ、走り、ジャンプをしながらです。ゲーム内でこのようなパルクール的スタントを次々とやってのけることで、ある種の勢いが生まれます。ドローン、パトカー、その他の迫りくる障害物を回避していくと、自分を止めるものは何も存在しない、ほとんど無敵状態であるかのように感じます。どのステージにもゲームの速度が上がる特定の地点があり、素早く障害物を回避することが必要になります。
『Aerial_Knight's Never Yield』には複数の難易度オプションが用意されており、そのうちのいくつかにはスローモードも搭載されています。 このモードをオンにしていると、障害物にぶつかる前にゲームの速度が遅くなり、回避により長い時間を費やすことができます。 この機能は初心者に最適ですが、十分にゲームをプレイし尽くしたら、オフにすることで、より挑戦しがいのある体験を楽しめます。 スローモードが無効化された状態では、ノンストップでアドレナリンがほとばしるのを感じられるゲームとなります。 一度も失敗することなくフルスピードでステージ全体を疾走するのは、極めて満足度の高い体験です。

特に魅惑的なサウンドトラックが伴うことで、ゲームに没頭して時間を忘れてしまうことも珍しくはありません。『Aerial_Knight's Never Yield』のクリエイターであるニール・ジョーンズ氏と、友達の作曲家ダニエル・ウィルキンス氏が手がけたこのサウンドトラックは、ジャズとヒップホップが融合した、未来的なデトロイトというゲームの舞台にぴったりです。ジョーンズ氏(別名Aerial_Knight)は、自身のスタジオであるHeadup Gamesで、このゲームをほぼひとりで開発しました。『Aerial_Knight's Never Yield』の制作にあたり、ジョーンズ氏のインスピレーション源となったのは、家族、映画『ビバリーヒルズ・コップ』と『ラスト・ドラゴン』です。たとえば、主人公のWallyはジョーンズ氏の亡くなった叔父がモデルになっており、叔父と同じように義足を使っています。
『Aerial_Knight's Never Yield』のストーリーは、抽象的という点では『Dark Souls』シリーズを彷彿させます。 プレイヤーにはすべてが簡単に与えられるわけではなく、ゲームプレイや会話のない短いカットシーンを通して明らかになる内容のみを頼りに、自分自身でストーリーを理解する必要があります。 これによりストーリーに謎が生まれ、何が起きているのかを発見するためにさらにプレイしたいと感じさせます。 その一例がゲームのオープニングです。 ゲームはWallyが燃え盛る建物から疾走するカットシーンで始まり、ドローンやパトカーに追われる最初のステージへと移行します。 これは、非常にシンプルでありながらゲームの筋書きを会話なしで伝える、効果的なオープニングであると言えます。
『Aerial_Knight's Never Yield』はとどまるところを知らない素晴らしいゲームであり、なかなかやめることのできない、病みつきになるゲームとして成功しました。 『Aerial_Knight's Never Yield』はEpic Games Storeで購入可能です。