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バーバヤーガとなれ:『John Wick Hex』のゲームディレクターMike Bithellとのインタビュー

2019年10月11日

Mr. Wick、ぐずぐずしているヒマはない。
「Hex」という名の男にWinstonとCharonが連れ去られた。理由は不明だ。さあ、今すぐ彼らの救出に向かおう。

今週、Epic Gamesストアにて

『John Wick Hex』 がリリースされました!今回はゲームディレクターであるMike Bithel氏をお招きし、このプロジェクトの戦闘やイースターエッグ、そして前日譚となるこのストーリーに息吹きを吹き込むプロセスについて語って戴きます。

Q:Mike、こんにちは!『Quarantine Circular』や『Thomas Was Alone』といった作品でのあなたの手腕は、技巧に富んだストーリーテリングに現れています。今回は『John Wick』というすでに確立され、ファンもついているシリーズでの作業となりましたが、既存のものに自分の味を付けるというのはどういう経験でしたか?

A:とても楽しめましたよ!我々は映画シリーズのクリエイティブチームと直接共同作業をすることができました。これにより、映画チームがWickをどのように捉えているのか、そして彼らがどのようにしてJohn Wickという人物の世界を作り上げたのかを知ることが出来たのです。それに加えて、ゲームではLance ReddickとIan McShaneが映画での彼らの役であるCharonとWinstonとして参加してくれました。この2人の俳優たちもシリーズについての彼らの考えを共有してくれたのです。その上で、我々はプレイヤーにJohn Wickの世界を少し異なる視点で見てもらえる、ゲームのためのストーリーを作りました。さらに、個性に溢れるTroy Baker演じる新たな悪役Hexを付け加えたのです。

Q:ストーリーものの定番であるRPGのシナリオを書くのとストラテジーにシナリオを作るのではどう違いますか?何か異なるアプローチを用いるのでしょうか?

A:これまで関わった全てのゲームでは、私はまずスクリプトを書くところから始めました。その際、利便性のために映画のスクリプトのようなフォーマットを使います。普通はゲームのステージをどのようなものにするかを中心にするものですが、私の映画のスクリプトのようなアプローチは、共同作業をする映画のスタッフが馴染んだ方法であるという点で、意外とスムーズに進みました。

実はストラテジーゲームのためのストーリー作りは他のジャンルのものとそれほど違いがありません。もちろん、ゲームプレイ自体はテキストアドベンチャーであったり、パズルプラットフォームものであったり、個々のジャンルにより大きく異なります。でも、最終的にはストーリーの構成要素であるキャラクターや物語の横糸、重要なイベントなどはジャンルを超えたものなのです。『John Wick』の場合では、すでに確固たる土台の上に世界が成り立っています。それをいかにうまく使っていくかが楽しいのです。Q:『John Wick Hex』は映画のクリエイティブチームと密接な共同作業を行ったとのことですが、それはこのゲームのストーリーも『John Wick』の世界の正史の一部と考えられるということでしょうか?

A:私としては、このゲームは説話であり、この世界のひとつの話であると考えています。John Wickというキャラクターは、すでに様々なストーリーにより明確に定義されたリアルな存在です。それにあまりに厳格に従い過ぎると、今度はこの世界の神話性を失うことになるのではないかと思います。シリーズのファンの皆さんの反応が楽しみです。このゲームのなんらかの要素が今後の映画のインスピレーションになれば、これほどの光栄なことはないと思います。

Q:『John Wick』には独特の戦闘スタイルがあります。そうした戦術的戦闘や傍若無人なバイオレンスはターン制のゲームにどのように取り入れられていますか?

A:そうですね、Parabellumの特典映像をご覧いただくと分かると思うのですが、実は私自身がこの映画のスタントチームとアクションのトレーニングをしています。決してうまくはできていませんが。でもとても楽しかったです!我々は映画の全シーンとシリーズ全編でのJohnの技を分析し、ゲームの内容に応じてスタントの人々と協力して映画の独特な感覚を捉えるようにしています。プレイヤーは各面の終了後、Johnの全ての技を選ぶことで、連続技をリプレイとして見直すことができます。皆さんがどのような形でクリアしていくのかを配信や動画で観るのを楽しみにしています。Q:『Hex』には、ゲーム内にイースターエッグが用意されているのでしょうか?

A:それを話してしまったら、見つける楽しみがなくなりますよね(笑)

Q:ゲームの作業中に『John Wick 3』のスクリプトを読むことが許されたと聞いています。それってすごくないですか?

A:マジでうれしかったですよ。シリーズのファンの1人として、フランチャイズの1つの製作に関わる事が出来るという点でこのプロジェクトは私の夢を実現するものだったのです。『3』の台本を読んで、編集の過程に立ち会い、最初のカットをこの目で見ることで、『John Wick Hex』のアイデアがたくさん浮かんできました。そういう意味で、変わった形ではありますが、映画の3作目と『Hex』は一部同じテーマを共有しています。映画の製作過程の状況が私の頭から離れなかったせいですね。これは今までにない協力体制がすばらしいゲームの製作に役立つという一例だと思います。

今こそあなたはバーバヤーガとなるチャンスです。
今週末には、さっそく情報を参考にしながら『John Wick Hex』をプレイし、ハイペースのアクション重視型ストラテジーゲームに挑戦しましょう。