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暗殺ゲームを再定義した『HITMAN World of Assassination』

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Craig Pearson
2023年2月7日

『HITMAN World of Assassination』への変貌は、税金や死——特に死のように避けられないことであったように感じます。2016年にリリースされた『HITMAN』のシリーズ第1作は、DLCやライブアップデート、新マップ、新モードが全作品で絡み合う「生きた」三部作を誕生させました。そして今回、『World of Assassination』となり、ひとつのヒット作として完結します。 

開発元であるIO Interactiveは、これら3つのゲームをまとめることで、過去7年間に築き上げたすべてを見つけることができる、1つのゲームにしたいと常々考えていました。そのため、『HITMAN』『HITMAN 2』は(既にお持ちの場合はそのまま所有することになりますが)購入できなくなり、『HITMAN 3』が三部作のすべてのコンテンツを含む『HITMAN World of Assassination』になりました。この簡素化により、21の複雑に作り込まれたマップ、複数のキャンペーン、ゲームモード、そして収集アイテムを含む膨大な新ゲームが誕生しました。中でも最も重要なのは、完全に新しいプレイ方法であるフリーランサーモードが追加されたことです。


すべてのマップを既にプレイして、すべてのターゲットを暗殺したことがあるとしても、フリーランサーモードでは、シリーズにおいて過去に依頼されたことのないようなチャレンジが提示されます。フリーランサーでは、ステージ、キャラクター、NPCにローグライクの要素が追加され、ゲームからすべての確実性が取り除かれます。 

エージェント47が何の準備もなしに代表的なステージに足を踏み入れることは、今までほとんどありませんでした。ステージを偵察し、日常生活を送るターゲットの後をつけることで、ターゲットを把握することができました。すべてのステージに最適な経路や方法が存在していました。エージェント47は、家族写真を撮影する機会を設けて、そこでカメラのフラッシュの電源ソケットが水たまりに落ちていて、水たまりには金属製の椅子が置いてあるような状況を作り出すことができました。文字通りの計画と実行です。 

フリーランサーは、確実性を『HITMAN』から取り去ります。新しいセーフハウス(これについては後ほど言及します)では、一掃するシンジケートを選択するよう促されます。各シンジケートには18のコントラクトがあり、進行状況をコントロールし、4人のシンジケートリーダーを強制的に隠れ家から引きずり出してエージェント47と遭遇させるため、特定の間隔でショーダウンステージが設定されています。

HITMAN World of Assassination Redefines the Hit Game Freelancer
ステージは以前と変わらず、ステージを通して発生するゲームのストーリーイベントもすべて存在しますが、ターゲットがランダム化されるようになりました。警備員や庭師、シェフのほか、誰もがターゲットとなる可能性があるのです。そして、物語を展開するためにステージの中心に置かれていた以前の明確なターゲットと同様、これらのターゲットにもスケジュールやお気に入りの場所があります。しかし、宙にぶら下げたピアノの下にターゲットがふらふらと歩いてくることはありません。それどころか、中庭のカフェをうろつきまわり、警備員の集団や、ランチを楽しむ人々から離れずに過ごすこともあるのです。 

そんなターゲットを誰にも見つからないように暗殺するには、どうすればよいのでしょうか?成功の確率を上げる方法はあります。金庫や運び屋から盗んだり、売人から武器を購入したりすることもできます。しかし、時にはそれですら助けにならないことがあります。それが肝心なのです。フリーランサーモードは壮観なショーではなく、つじつまが合う、行き当たりばったりの暗殺なのです。特定のターゲットを中庭で絞め殺すことはできるかもしれませんが、そうすると脱出が不可能になります。しかし、中庭を見渡すことができる建物があります。エージェント47がこの暗殺を成功させる唯一の方法は、屋上に向かい、警備員を殴り倒し、ピストル(オシャレなスナイパーライフルさえ所持していません)を撃つことです。断じて他に方法はありません。 

これは解放的な瞬間になりました。『HITMAN』は常に、規則正しい暗殺、つまり緻密な詳細の収集に何時間もかかるような完璧な舞台を設定してきました。繰り返しプレイすることを意図して作られていました。しかし、このモードは違います。フリーランサーの危険をはらむ暗殺では、失うものがより多くなっています。ミッションに失敗すると、購入したり見つけたりしたすべての武器と装備に加えて、半分のMerces(新しいモード専用の通貨)を失います。しかし、これらのステージでは、失敗してもコントラクトを進行できなくなるわけではありません。ただし、後のステージで警戒状態がより高くなります。 

ショーダウンはこの構造にさらなるひねりを加えます。どのショーダウンにおいても、その自由度の高い背景は変わりません。各ステージには4人のターゲットが存在し、本物のターゲットと偽物のターゲットを判別する必要があります。食べ物好き、赤毛であるなどの詳細が提供されるので、容疑者カメラを使って撮影し、ターゲットの可能性がある人物を調べることができます。しかし、これらの特徴はランダムに選択されます。また、ターゲットには見張りが付いており、プレイヤーが行動を起こす前に見つけ出そうとしてきます。しくじってターゲットに逃げられ、ショーダウンに失敗し、ターゲットが逃げる前に暗殺を遂行できなかった場合、現在の進行状況がすべてリセットされます。『HITMAN』がローグライクになったのです。

HITMAN World of Assassination Redefines the Hit Game Safe House
各ミッションの合間に、エージェント47はセーフハウスで準備をすることができるようになりました。銃を持った状態でステージを脱出すると、その銃をここで保管することができます。また、ミッション間にはダイアナから、悪名高き爆発性ラバーダックを含む装備1点が支給されます。気分次第では、マスタリーレベルが上がるにつれて、セーフハウスを楽しい死のねぐらに模様替えすることも可能です。 

『HITMAN』のフリーランサーは、このシリーズを巧みに再考し、チャレンジの練り直しとルールの変更を行い、皮肉にも命懸けのゲームに新しい命を吹き込んでいます。この新モードは、現在Epic Games Storeで配信されている『HITMAN World of Assassination』でプレイすることができます。