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ツインスティック・サバイバルゲームマニアを満足させる『Rising Heat』
A
Alyssa Mercante
こうした影響をひとつのゲームに詰め込むのが野心的に思えるのは、まさにそのとおりだからです。Fuzzy Sock Studiosは、サバイバルゲームというジャンルの定義を覆そうとしており、その一環として推進力ベースの移動システムなどを採用しています。プレイヤーの宇宙船(数種類の中から選択可能で、搭乗するパイロットにも固有のアビリティがあります)は、向いている方向によって速度が変わります。つまり、視線を目標に向ければ、敵から離れる時も近づく時も素早く移動できますが、銃口を前に向けたまま退却しようとすると大幅に遅くなります。また、「タックル」アビリティは、前方にダッシュして背後に爆発を残すことができ、積極的に攻めるプレイスタイルが報われる仕組みになっています。
Apogeeのプロデューサーであり、開発でFuzzy Sockと密接に協力してきたヘイドン・ステッフェス氏は、gamescomでの実機プレイ体験の際に、チームがこのジャンルに「よりアクティブな」メカニズムを持ち込もうと考えており、その一例がタックルなのだと語っています。「サバイバル系のゲームは、たいてい非常にシンプルな移動に重点を置いています。私もロニー(Fuzzy Sockのプロジェクトリードであるロニー・ルッソ氏)もMOBAの出身で、もっと複雑なゲームが好きなんです。そこで、こうした要素を少し取り入れたいと考えました」
『Rising Heat』は多くのものを一気に提供してくるため、最初は少し圧倒されるかもしれません(もっとも、チームは「高レベルのビルド要素をすべて使う必要はない」と強調しています)。戦闘はスピーディーで、定期的にアクセスできるショップではブーストモジュールを購入でき、コックピット上に表示される、5つあるアクティブなアイテムスロットに搭載可能です。
これらのブーストはビルドを大きく変化させる可能性があり、ショップの品揃えは毎回ランダムに変わるため、プレイごとに全く異なる展開になり得ます。ただし、ショップのアイテムをリロールできるアビリティもある(コストはかかりますが)ため、特定のビルドを好むプレイヤーにとっては救いとなるでしょう。
モジュール同士を融合させることも可能で、一部が持つデバフを相殺することや、貴重なアイテムスロットのスペースを節約することができます。さらに統合システムでは、使用できるアクティブなスロットを購入して数を増やすことも可能です。コックピットにはいくつかの予備スロットがあり、プレイ中にモジュールをアクティブなスロットから入れ替えられます。開発陣は、ただゲームに飛び込んでツインスティックで撃ちまくりながら宇宙を進むことができると強調し、同時に、「ミニマックス志向」のプレイヤーにとって『Rising Heat』は天国だとも述べています。

「プレイテスターの中にはとてつもないビルドを構築する人もいます。それも楽しみの一部です。それだけものすごいものを作り出したなら、私たちはそういう人たちに報酬をあげたいですね」とステッフェス氏は言います。
私がプレイで提示された最初の3つのモジュールは、精度を上げる「Book Smarts」、ショップのコモンアイテムが1つ無料になる「Investor」、耐久力をデバフするものの、ショップにアクセスするたびにショップ通貨を1つ得られる「Loan Shark」でした。そして次の3つは、即座に「統合済み」のコモンブーストを1つ得られる「Conjure Common」、体力を10追加する「Remarkable Revival」、ランダムな非アクティブのブースト1つを2倍の価格で売却できる「Shrewd Sale」でした。
把握する要素がたくさんありますが、『Rising Heat』のゲームプレイ自体は、狙い、射撃、ダッシュ、移動を含めて、スタイリッシュかつ滑らかです。ダッシュを連鎖させれば、与えるダメージは2倍になります。逃げたい方向に向きを変えれば素早く危機から脱出できます。ステージをクリアすると次のステージが解放され、両側に設置された2つのフォースフィールドで宇宙船を閉じ込める横スクロール型マップなどが登場します。
「最初のマップの基本スタイルは、初めの10分ほどでできる限りレベルを上げようとするものです」とステッフェス氏は説明します。そのタイミングで最初のボス戦が始まり、ビルドのレベルを上げることがもうできなくなります——それまでの構築が十分であることに賭けるしかありません。
ステージをクリアすると、そのステージ専用の「サバイバルモード」が解放されます。また、誰が最も長く生き残れるかを競うリーダーボードも用意される予定です。

『Rising Heat』はローカル協力プレイにも対応しており、2機の宇宙船を超高出力ビームで繋ぐことが可能です。このビームは連携次第で敵艦を壊滅させられますが、動きが噛み合わないと仲間の船を危険地帯へ引きずり込んでしまう恐れもあります。そのため、最高の「仲良し」シャツでも着て、ソファに並んで一緒にプレイするのが吉でしょう。今回の実機プレイでは試すことができなかったものの、大混乱の予感は十分に感じられました。
『Rising Heat』1.0は今年中にPC版が正式にリリースされる予定です。今すぐこちらからウィッシュリストに登録できます。