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システムを再起動します。 5月30日(米国時間)にEpic Games Storeでリリースされる『System Shock』のリメイクについて、Nightdive Studiosにインタビューを実施

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Craig Pearson
2023年3月31日
『System Shock』ほど象徴的なゲームがはたしてあるでしょうか。 1994年にリリースされた本作のオリジナルのデベロッパー、Looking Glassは、私たちをCitadel Stationの迷宮に誘い、肉食のミュータントや自我の芽生えた人工知能との戦闘に夢中にさせました。 プレイヤーはSFの迷路をさまよいながら、音声ログやパワー、武器を徐々に獲得。 しかし、『System Shock』が素晴らしいのは、その画像と320×200の解像度の組み合わせだけではありません。 

『System Shock』は没入感のあるシミュレーターというジャンルの初期の作品であり、現代のゲームに多大なインスピレーションを与えているのです。 そのノンリニアなデザインに武器、複数の拡張可能なアイテム、プレイヤー主導のストーリーは、『Deus Ex』『BioShock』(類似のタイトルに注目)、『Prey』といった作品に影響を与えてきました。

『System Shock』インタビュー リリース日 エレベーター

しかし、その土台があるにもかかわらず、1999年の『System Shock 2』でシリーズは失速し、Nightdive Studiosによる復活まで冬眠状態に突入。 『System Shock』はアップデートされ、Enhanced Editionとして再リリースされましたが、その後長い開発期間を経てついに現代向けにリメイクされることに。 Citadel Stationを再び訪れる日が近づいています。 さあ、Epic Games Storeで今すぐ事前購入しましょう。 2023年5月30日(米国時間)にリリースされます。

Nightdive StudiosのCEOであり『System Shock』のゲームディレクターでもあるStephen Kick氏が、名作のリメイクについて語ってくれました。 そのプロセスは時に、S.H.O.D.A.N.そのものを扱うのと同じくらい困難を極めるようです。 ただゲームを作っていたわけではなく、歴史的な資料、そして数十年にわたって進化を遂げてきたジャンルに向き合ってきたのです。 

「30年前のゲームである『System Shock』をアップデートするのはとても大変でしたが、非常にやりがいのあるものでした」とKick氏は語ります。 「1994年から2023年までにリリースされた30年以上分ものゲームをチェックして評価する必要がありました。 『System Shock』はいかにして他のゲームに影響を与えてきたのか? その後のゲームが、没入感のあるシミュレーターを作り出すための公式をどのように進化させてきたのか? オリジナルの操作をどのようにして現代のコントローラーに凝縮させるのか? 答えなければならない質問が延々と続き、それは気が遠くなるような作業でした」 

「途中、誤ったスタートを切ってしまったことも何度かありました」と続けるKick氏。 「プロジェクト開始から約2年後に開発を再度スタートさせたこともあってとても苦しい経験となりましたが、その判断は正しかったと感じています。 Kickstarterキャンペーンの一環としてリリースした、Unityによる最初のデモは素晴らしい第一歩になったと思いますし、現在のUnrealによるバージョンもまさしく私たちが求めていたものになっています。」

『System Shock』をリメイクするにあたり、Nightdiveは『System Shock』の何が本作を忘れられない作品にしているのかを特定する必要がありました。 大量のゲームが公式に追加され、技術ツリーや広大なオープンワールド、その世界を案内する手段がもたらされましたが、オリジナルタイトルを現代化することは、必ずしも体験をそのレベルまで一新することを意味しませんでした。 リメイク版は『System Shock』のDNAを受け継いでいます。 

「開発を開始するにあたり、私たちは維持しなくてはならない体験の中核となる柱をはっきりさせました」とKick氏は説明します。 「この柱には、レベルデザイン、ストーリー、難易度をそのままにするというものがありました。 『System Shock』がプレイヤーに手を差し伸べることはありません。情報だけを提示し、あとはプレイヤーに託します。 クエストマーカーも、ログに記録される目標も、目印となるパンのかけらもありません。すべてはプレイヤーに任されているのです。 また、私たちが物語に加えるものは、元のLooking Glassチームが作り上げたすでに素晴らしい物語を引き立てるものにとどめることが大切だと考えました。」

『System Shock』インタビュー リリース日 タレット

そのため、連結した空間、数々の奇襲、そしてセキュリティボットや突然変異した人間等に対処しながら、隅々まで探索することを強いられるマップのゲームを楽しみにしていてください。 

しかし、進化も必要でした。 オリジナルのユーザーインターフェースや音楽が一新され、オリジナルよりも雰囲気に満ちて暗くなっていながらも、当時のグラフィックスタイルを彷彿とさせるピクセルの輝きがある作品に仕上がっています。

「アートスタイルを追求することで、そのアイデンティティがしっかりと確立されたと思います。 最初の公開プレイテストでは、プレイヤーがなかなかプレイをやめてくれず苦労しましたが、私たちが正しい方向に進んでいるという確証を得られました。」

30年にわたるゲームを転換するためには、特にゲームの流れを保持しようとした際に、非常に特殊な問題が発生します。  

「問題のひとつは、Unrealでオリジナルのゲームを再構築した後に発生しました」と語るKick氏。 「『System Shock』は完全3Dの作品ですが、タイルのほとんどは奥行きがゼロの2次元の平面です。 古いタイルを3Dの形状に置き換え始めようとしたとき、奥行きを確保するためにマップの大部分を移動させなくてはいけないことが判明しました。 例えば、古い2Dのドアを3Dのドアに置き換えただけで、マップ全体で間隔の問題が連鎖的に発生しました。」

作業が必要なもう一つのエリアは、サイバースペースでした。 サイバースペースでは、プレイヤーはゲームのセキュリティシステムに侵入し、アップグレードの収集や反撃に立ち向かうことができました。 リメイクするのは難しかったとKick氏も認めています。 

「最も難しい決断を迫られたのは、サイバースペースをどう表現するかということでした」と氏は続けます。 オリジナルは移動や操作が難しいことで有名でした。そのため、見た目が似ているものの、通常の6DoFスタイルのゲームと同じように操作できるようにしました。 この変更は、同じくサイバースペースで繰り広げられるラスボス戦にも影響を与えています。 終わり方は再考されているため、ぜひ実際にプレイして確かめてください!」

「最終的には、オリジナルの遺産をリスペクトしながら、現代のプレイヤーが楽しめる作品に仕上がっていることを願っています」

さあ、Citadel Stationに足を踏み入れる覚悟はいいですか?『System Shock』2023年5月30日(米国時間)にEpic Games Storeに登場。