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gamescom体験レポート:『Cronos:The New Dawn』は『遊星からの物体X』と『DEAD SPACE』へのラブレター

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Alyssa Mercante
2025年8月21日
『Cronos: The New Dawn』は、始まった瞬間からプレイヤーを引き込んでいきます。Bloober Teamの新作SFアドベンチャーゲームがgamescomのOpening Night Liveで観客を沸かせてから数時間後、私たちは同スタジオがこれまで手掛けてきたホラー作品とは一線を画す、待望のタイトルを実際にプレイする機会を得ました。もしあなたが『バイオハザード』、『DEAD SPACE』、そして『遊星からの物体X』の東欧で生まれた「隠し子」のような作品を求めているなら、『Cronos』はまさにその欲求を満たしてくれる一作です。

『Cronos』では、Traveler(旅人)と呼ばれる顔も名前もない女性が、謎めいた雇い主のために、灰に覆われたポーランドで人々を救出すべく探し回ります。「プレイヤーはTravelerについてあまり多くを知りません」と語るのは、共同ゲームディレクターのヴォイチェフ・ピエコ氏。「彼女は冷徹で、非常に厳格、軍人っぽくもあり、ほどんどロボットのように見えます。ですが、彼女やその旅路に対する見方は、物語の最後に大きく変わるでしょう」

しかし序盤では、彼女はただのTravelerに過ぎず、何をしているのか、そしてその理由もわかりません。見事なのは、『Cronos』の冷淡な幕開けで、プレイヤーが重要そうに見えるいくつかの選択を迫られる点です。しかし、それらがどのような形で作用するのかは不明です。

「Listen to the will of those who will not speak(語ろうとしない者たちの意思に耳を傾けろ)」──そんな声から始まります。その直後に挿入されるのは白黒のニュース映像。宇宙船が地球に墜落するような音と共に、爆発、ガスマスク、死の映像が散りばめられます。「Lazarus(ラザロ)プロトコルが起動」とロボットのような声が聞こえた後、前任者(それが誰であれ)が死亡したこと、そして自分がその後を継がなければならないことを告げられます。続いて、Travelerの目の前のモニターにはロールシャッハテストが表示されますが、各項目につき2つの選択肢しか与えられません。そして「目的は何か」といったシンプルな質問が続きますが、ゲームで提示されるのは「道を切り開く」か「彼らを連れ戻す」という漠然とした回答のみです。この物語の全貌がまだ見えない中で、私はその一つひとつに時間をかけて、これらの選択がどんな影響を及ぼすのかを必死に考えました。
 
「この冷淡な幕開けを作るために、私たちはリスクを取ったのです」とピエコ氏は言います。そして、そのリスクは報われました。

一連の質問(最後は連想ゲームのようなスピードでした)を終える頃には、私はこの暗く灰に覆われたポーランドを早く探索したくて仕方ありませんでした。『Control』のジェシー・フェイデンの武器のように変形できるハンドガンを手に、プレイヤーは前任者の痕跡を探すべく荒れ果てた大地へと踏み出します。序盤は狭い隙間をすり抜け、廃墟となった家々で物資を探し、少ないインベントリをやりくりする必要があることから、『バイオハザード』『DEAD SPACE』を彷彿させます。しかし、一度敵との戦闘が始まると、『Cronos』はそうしたインスピレーション源から大きく方向を変えていくのです。

『Cronos』での敵は、Orphans(孤児)と呼ばれる存在です。ぬめりを帯びた人型のモンスターで、不快な触手を備えており、どこか見覚えがあるようで、まったく異質な存在です。ここでは、ネクロモーフの四肢を一本づつ切り離していくわけでありません。最初はOrphanを倒すのがかなり簡単に見えます。ドアを破って襲い掛かってきた最初の1体は、数発の銃弾で倒すことができました(おかげで必要な進路も開けました)。しかしゲームを進めていくと、ジョン・カーペンター監督の『遊星からの物体X』のように、それらは互いに融合し、巨大でおぞましい塊へと姿を変えます。Orphanの死骸を破壊しないと、生き残った敵がそれを吸収して、その能力までも取り込んでしまうのです。
Cronos - 巣
「私たちは本作をより戦術的な領域へと推し進めています。そのため、プレイヤーに求められるのは超正確なエイムではなく、頭を使うことなのです」とピエコ氏は説明します。「ゲームが進むと、さまざまなタイプの敵が登場します。そのとき、最初にどれを倒すべきでしょうか?『よし、射撃タイプから倒そう』と思うかもしれません。でもそうすると、装甲タイプの敵がその死体を吸収し、射撃能力まで取り込んでしまいます。すると今度は、装甲をまとった射撃タイプの敵と戦う羽目になります。こうした要素が、より戦術的な選択を生むわけです」

そして限られた資源の中で、プレイヤーは弾薬を節約するだけでなく、アイテムを慎重にクラフトしなければなりません。回復パックのクラフトには弾薬と同じ資源を使うため、プレイヤーは、この部屋にいるモンスターたちを倒すだけの弾を確保するか、それとも間違いなく生き延びることを優先するかの選択を迫られます。

「私たちの中には1980年代に育ったメンバーもいるので、これはサバイバルホラーゲーム(『バイオハザード』『DEAD SPACE』の雰囲気を感じたはずです)に対してだけではなく、あの時代へのラブレターでもあるんです。物語のテーマや美学、そうしたものをすべてつなげています。まるで、思い出の詰まった店の中で『あれも欲しい、これも欲しい』と選ぶような感じですよ」とピエコ氏は語ります。

『Cronos: The New Dawn』は、いくつかの傑作ホラー(ゲームや映画、その他の作品)を巧みに融合させた作品に感じられます。ほんの少ししかプレイできなかったものの、Orphanたちが融合して生まれるおぞましい塊にプレイヤーがいかに圧倒され、そしてそこからどれほど愉快なカオスが生まれるかがすでに想像できます。『Cronos』に触れる前はどんな作品なの確信が持てませんでしたが、今では発売を楽しみにしていると断言できます。

本作は、現在Epic Games Storeで事前購入が可能です。
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