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『Weird West』の西部はいかに奇妙なのか

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Matt Cabral
2023年7月20日

WolfEye StudiosのクオータービューアクションRPGは、これまで映画やテレビで繰り広げられてきた西部劇の物語の多くと同じように始まります。いかがわしい者たちが押しかけてきて、とある元賞金稼ぎが平穏な農場生活を捨てることを余儀なくされるのです。そして、この引退した女性ガンマンは血塗られた復讐の道を歩むことになります。

賞金稼ぎから宝探しまで、その旅にはこのジャンルならではの定番要素が散見されるものの、『Weird West』は未開のフロンティアを馴染みある姿ではなく、ファンタジーなものとして新鮮に捉えなおしています。 このことは序盤で明らかになります。プレイヤーが一掃しようとしている盗賊のキャンプは、黒い帽子をかぶった悪党ではなく、プレイヤーを切り刻もうとしている悪知恵の働くピッグマンによって占領されているのです。

しかし、その奇妙さは増していきます。 本作では5つの独立したストーリーが絡み合いながら展開されていき、それぞれ主人公が異なります。 のめり込ませるような賞金稼ぎの物語を見届けると、先ほど述べた、プレイヤーは刃物を持ったブタ男のひづめの上を歩いていることに気がつきます。彼は自分を呪った魔女を探して旅をしている、驚くほど同情できるキャラクターです。

長いキャンペーンを通じて、プレイヤーは先住民族の戦士、魔法を操る秘密結社のメンバー、そして、一目瞭然の人狼を操作することになります。 しかし、酒場の入り口では、自分の自信を確かめたくなるはずです。というのも、同じくらい強力な、悪夢を思い起こさせる気味の悪いやつらが待ち構えているのですから。 レイス、セイレーン、ゾンビといったモンスターたちが、あなたの旅をおぞましい結末へと導こうとしています。

より独創的で、なおかつ恐ろしい脅威の多くには、悪の力の呪文によって悪い方に目覚めてしまったと思われる、かつては人間だった者もいます。 例えば、マインクローラーは、一攫千金を求めて掘っていたら、大量の金よりもはるかに邪悪な何かを発見してしまった元探鉱者なのです。 この憑りつかれた図体の大きな者たちは狂ってしまったように見えますが、一握りのダイナマイトで目の前のものを爆破させる方法を忘れてはいません。

『Weird West』の西部はいかに奇妙なのか - キャラクター
『Weird West』の物語や描写は、西部劇のお約束をダークファンタジーやボディホラーなど、放牧地では一般的に見られることのないものにうまく置き換えていますが、その巧みなゲームプレイも同様に我々の予想を裏切るものになっています。Arkane Studiosの元スタッフも所属しているチームによって制作された本作は、『Dishonored』『Prey』といったArkaneが手がける人気作のファンにはお馴染みの、緊迫した選択肢で展開が変わる要素でそのアクションRPGの基盤を補いながら、没入感のあるシムの領域に大きく傾いた作品となっています。

『Weird West』では、このアプローチによって、通常であれば弾丸を装填して乗り越えるような場面であっても、創造的な解決策を見出すことを強く促されます。 例えば、敵の集団に向かって弾薬を浪費するのではなく、オイルが入った樽に弾丸を一発撃ち込み、二発目でその黒い水たまりに着火すれば、近くの敵を焼き殺すことができます。

しかし、このシステムによるダイナミックな解決策は、弾薬を節約するために悪者を丸焼きにすることよりもはるかに奥深いものです。 例えば、意図せずその炎に飲み込まれてしまった場合であっても、近くのタンクや川の水を浴びることができるのです。 もちろん、今度はびしょ濡れの状態となり、雷のダメージを受けやすくなってしまいます。

まるでアメコミのような印象的なビジュアルスタイルと、心に残るサウンドトラックが相まった『Weird West』。その魅力的なゲームプレイとダークファンタジーの雰囲気は、今すぐ馬にまたがり確かめに行く価値があります。 ぜひ本作をEpic Games Storeで購入するか、ウィッシュリストに追加しましょう。