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絶望の海を漂いながら、プレイヤーが希望を手放さないよう奮起させる『The Last Caretaker』

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Shaan Joshi
2025年6月8日

このような設定を皆さんも耳にしたことがあるかもしれません。世界は荒廃し、人類は宇宙へと脱出。地球には、あとに残されたものを守るという任務を課されたロボットたちのネットワークだけが取り残されています。そもそも地球に何が起きたのか、ましてや地球を去った人類の行方は定かではありませんが、こうした謎こそが、あなたを人類の遺産を守る旅へと駆り立てていきます。

荒廃した終末後の世界は、ゲームではおなじみの設定ですが、開発元Channel37によるデビュー作『The Last Caretaker』では、物語の強力な出発点として機能しています。プレイヤーが操作するのは、タイトルにもなっているロボット。このロボットは謎の再起動を果たし、理由もわからない、ほとんど強迫的とも言える衝動に駆られて、最後の任務を完遂しようとしています。偶然にも、宇宙へと逃れた人類は、無重力環境では生殖できないという事実に直面しています。彼らに残された唯一の希望は、地球に残された作業用ロボット――つまりあなたが、遺伝子操作された胎芽を育て上げ、宇宙に送り出すこと。人類存続の可能性は、あなたの手に託されているのです。
The Last Caretaker プレビュー1
「常に私たちのチームは、テクノロジーの進化に興味をかき立てられていました。人類の未来においてロボットが中心的な役割を果たす世界を構築するというアイデアには、最初の段階から強い関心がありました」と語るのは、Channel37のコミュニティマネージャー、ジャック・パティロ氏。

「同時に、人類が生きていたと感じられる世界を作りたいと思いました。この物語は、大洪水が起きた原因を描くものではありません。ゲームの始まりで、世界はすでに水没しています。それは中心的な謎ではなく、あくまで背景にすぎないのです」とパティロ氏は続けます。「プレイヤーの旅の目的は、洪水を生き延びることではなく、その後の世界をどう進んでいくかにあります。私たちは最初から、プレイヤーに答えのない問いに満ちた世界に足を踏み入れてほしいと考えていました。なぜロボットは再起動されたのか?地球を去った人々に何が起きたのか?この世界には何が残っているのか?ゲームは探索を通じてプレイヤーを次の場所へと導き、それらの答えがつなぎ合わされていくのです」

『The Last Caretaker』のプロローグは、私たちがSummer Game Festで実際に体験した部分であり、いわば本作の予告編の役割を果たしており、本編の核心には触れずに、ゲームの核となるメカニクスの一部をプレイヤーに紹介します。本作は、オブジェクトとのインタラクションや物理演算が重要な役割を担っており、『The Last Caretaker』で目にするほとんどのアイテムは、拾ったり、投げたり、運んだり、インベントリに保管したりできます。プレイヤーが最初に取り組むのは、自分の船を再起動させることで、そのためには、電気ケーブルで船の各部品を接続し、電力を供給する必要があります。発見するバッテリーの多くは充電が必要です。電流の向きを反転させるなどして、重要な装置を放電させたり、電力を供給したりできるようになっています。
The Last Caretaker プレビュー2
もちろん、私のお気に入りは「グラインダー」と私が勝手に呼んでいた装置です。錆びたパイプからオフィスチェアまで、終末世界に存在するものならほとんど何でも放り込むだけで、原材料に分解してくれます。これらの素材を使えば、修理用ツールや懐中電灯などの装備をクラフトできます。製品版では数十種類におよぶ設計図やクラフト可能なアイテムが用意されているようですが、今回の試遊で確認できたのは、そのごく一部でした。

私の『The Last Caretaker』体験は、船を再起動して大海原へと漕ぎ出したところでひとまず終了となりましたが、これは本作が持つ可能性のほんの序章にすぎません。無線塔、廃墟と化した科学施設、燃料保管施設といった周辺施設を探索し始めると、ゲーム内マップが徐々に広がり、次第に重要なエリアが姿を現していきます。最終的な目的地はおそらく、人工的に誕生した人類を宇宙に送り出すためのロケット発射基地です。

Channel37のチームは、『The Last Caretaker』を今年後半に早期アクセス版としてリリースする予定ですが、開発プロセスは常に進化を続けており、すでに熱心なコミュニティが形成されています。–パティロ氏はかつてRooster Teethに在籍していたこともあり、ウェブ番組の世界には精通しており、毎週、本作の定期ライブ配信を行っています。
The Last Caretaker プレビュー3
​​「私たちは、見栄えの良いデモ版だけで取り繕うようなことはしません」とパティロ氏は語ります。「その代わりに、視聴者の皆さんにはゲームがリアルタイムで進化していく様子をずっと見守っていただいています。マップが変化し、UIが調整され、新たな武器が登場し、システムが刷新され、機械も再設計されたり、まったく別の場所に移動したりしてきました。何かが変更されたとき、それが起こる瞬間を彼らはリアルタイムで目撃しているはずです。こうした透明性こそが、私たちのゲーム作り、そしてコミュニティ作りの中核を成しているのです。『The Last Caretaker』は私たちの誇りであり、この舞台裏を共有することで、プレイヤーの皆さんにも今後の展開を私たちと同じくらい楽しみにしてもらえたらと思っています」

『The Last Caretaker』は、今年後半に予定されている早期アクセス版のリリースに先立ち、Epic Games Storeでウィッシュリストに追加できます。『The Last Caretaker』の開発の進行を見届けたい方は、YouTubeで毎週配信されている公式のライブストリームもぜひチェックしてみてください。