
Unreal Engineの力を駆使したBeyond Typicalsで迅速な交通機関のビジュアライゼーションとデザインを実現

数年前、私がビジュアライゼーション会社(Civil FX、現在はParametrixの一部門)を経営していたとき、様々な道の断面を掘り下げて表現したい顧客から、標準断面の3Dレンダリングを作成して欲しいという依頼を何度かいただいていました。シンプルな割にかなりの労力を要しましたが、それほどたくさんの依頼を受けなかったため、効率的なワークフローを構築するには至りませんでした。それでも、こうした経験のおかげで、道路や繁華街といった交通プロジェクトの効率的な表現に、3Dの標準断面を用いるという非常に小さな産業について理解を深めることができたのです。
それから数年後、私はエンジニアたちが最終的に独自の3Dビジュアライゼーションを行える、より優れた3Dビジュアライゼーションエンジンの作成を試みました。これは後にBeyond CADと命名されることになります。開発の初期段階では、この業界が3Dビジュアライゼーションに関して抱えているあらゆる問題を洗い出し、そのうちいくつの問題をこのビジュアライゼーションエンジン一つで解決できるのかを考えました。その際に、Civil FXで作成した標準断面のことを思い出し、このプロセスをより効率的にするドラック&ドロップの断面アプリケーションを(比較的)簡単に作り出せるのではないかと考えたのです。そこで、開発を進めていたBeyond CADの搭載したい機能リストに追加されることになりました。
私たちはBeyond CADの企画の早い段階で、標準断面の作成機能の開発に着手しました。アイデアについて話し合ったり、初期のプロトタイプやモックアップを披露したりしていたものの、この標準断面クリエイターは、2021年の大半は放置状態になっていました。しかし、私が開発し進捗を公開していた機能の中で、3Dの標準断面クリエイターは人々の興味を最も引いたようで、関連する質問も多くいただいたため、最終的に常勤の開発者を2名用意して開発を加速させました。
この「機能」の開発が進むにつれ、明らかになったことが二つあります。一つ目は、これは単なる機能ではなく、独立したアプリケーションになりうるということ。二つ目は、この標準断面クリエイターアプリケーションの潜在的なユーザーは、Beyond CADの潜在的なユーザーであるとは限らないということです。この機能を独立したアプリケーションに分割して誕生したのが、Beyond Typicalsです。数か月にわたるテストとベータ版ユーザーから得たフィードバックの反映を経て、Beyond Typicalsはローンチを迎えました。まだまだユーザーは少ないですが、都市設計や都市計画といった業界の方々を中心に、良い評価をいただいています。
詳細はこちらをご覧ください:www.beyondtypicals.com